マーケティングを意識

マーケティングを意識 ポスティングはマーケティングの一環であり、もっといえば新規の顧客を一気に釣り上げるためのツールだと考えて行うべきです。ポスティングをブランディングするためのツールだと考えて、デザインの良いものを作って、とにかく適当に大量にバラまいている企業もありますが、これはあまり感心できるものではありません。
たしかに、資金力がたっぷりあるのならば、そのようブランディング戦略を余裕をもってやっているのもいいでしょうが、通常ポスティングをやるような中小企業にそんな資金力はないはずです。少ない資金をそんないいかげんなブランディング戦略なんかに使うのは無駄でしかありません。それよりも、これならお客が釣れるというチラシを作成し、なるべく釣れそうなお客がたくさんいる地域や家に重点的にまくべきでしょう。お客を釣るためのチラシは、デザインが良ければいいというものではありません。それよりも、自社の商品・サービスを具体的に記述し、連絡してみたくなるようなものがベストです。

ポスティングの費用のポイントは1枚あたりの単価に注目すること

ポスティングの費用のポイントは1枚あたりの単価に注目すること 基本的に、ポスティングの単価は時間で決まるわけではありません。1枚の配布によってどの程度の単価が生じるのかで決まります。例えば、1枚当たりの単価が4円程度であったときには、これを100枚配ってもらうのに400円の費用が必要になります。これに加えて、広告で利用されている用紙の大きさなどが加味されます。当然、配布する紙が大きくなればなるほど1枚当たりの単価が高くなる傾向があるため、予算を考慮する場合にはこの点が重要になります。
また、場合によっては配布を行う地域でも単価に違いが生じるケースも存在します。地域で異なるのは、そこに投入する人材が多くなるのか少ないのかが変わってくるからです。つまり、人件費の問題です。例えば、都心部でポスティングを行うときには密集地域で行うことになるため、短時間で指定枚数を配り終えることもできます。一方で、過疎化地域の場合にはより広い範囲で配らなくてはいけないので、費用が高くなる可能性が存在します。